こんにちは、ふきのとうです。
みなさん、ChatGPTは使いこなせていますか?
回答がズレてる、内容が当たり障りない感じでふわふわしているな…
参考にはなるけど、自分で結構修正しなきゃだな…
こう感じている方へ!
「深津式プロンプト」を使ってみましょう!
「深津式プロンプト」とは?
深津式プロンプトとは、note株式会社のCXOである深津貴之さんが考案した、
ChatGPTに高品質な文章を生成させるためのテクニックです!
ChatGPTは、手前の文に確率的にありそうな続きの文字をどんどん繋げていくことで文章を作ります。
しかし、そのままでは思ったような文章が出てこないことも多いのです。
そこで、深津式プロンプトを使うと、
ChatGPTに「役割」や「目的」「制約条件」などを明確にすることで、
より求めているものに近い文章を生成させることができるのです!
深津式プロンプトのテンプレート
深津式プロンプトのテンプレートは以下のようになります。
#命令書: あなたは、<役割>です。以下の制約条件と入力文をもとに、<目的>を出力してください。
#制約条件:
・<制約条件1>
・<制約条件2>
・<制約条件3>
…
#入力文: <入力文>
#出力文: <出力文>
このように、命令書、制約条件、入力文、出力文の4つの項目に分けて書くことで、ChatGPTに対して明確な指示を与えることができます。
例えば、
小説家として、制約条件と入力文をもとに、小学生向けの物語の続きを出力してもらう
命令書を作ってみましょう。
#命令書: あなたは、<小説家>です。 以下の制約条件と入力文をもとに、<小学生向けの物語の続き>を出力してください。
#制約条件:
・<文字数は500文字程度。>
・<登場人物は3人以下。>
・<暴力や恋愛描写は避ける。>
・<文末は「です」「ます」ではなく、「だ」「である」で書く。>
#入力文: <ある日、太郎くんは学校から帰る途中で不思議な本屋さんに迷い込んだ。本屋さんのおじさんは太郎くんに「好きな本を一冊選んでいいよ」と言った。太郎くんは棚から一冊の本を手に取った。その本のタイトルは「魔法使いの冒険」だった。>
#出力文:
すると、出力文はこのようになりました。
ある日、太郎くんは学校から帰る途中で不思議な本屋さんに迷い込んだ。本屋さんのおじさんは太郎くんに「好きな本を一冊選びなさい」と言った。太郎くんは棚から一冊の本を手に取った。その本のタイトルは「魔法使いの冒険」だった。
ページをめくると、魔法の世界が太郎くんの目の前に広がった。彼は魔法学校へと案内され、仲間たちと共に魔法を学んだ。太郎くんは自身でも驚くほど魔法がうまく使え、仲間たちからも一目置かれる存在となっていった。
魔法学校では、先生たちが太郎くんたちにさまざまな魔法を教えてくれた。特に、小さな動物たちと心を通わせる「動物の呼び声」は太郎くんの得意なところだった。彼は森の生き物たちと友達になり、共に楽しいひとときを過ごすことができた。
ある日、魔法の世界が暗雲に包まれる事件が起こった。…(続く)
さらに、
このタスクで最高の結果を出すために、追加の情報が必要な場合は、質問をしてください。
と最後に付け加えることにより、
ChatGPTが最適な結果を出すために必要な追加情報を質問してくれます。
深津式プロンプトは、様々な用途で使うことができます。
上記の例のように小説の文章を作るだけでなく、
詩やプログラミングコード、記事作成などの創造的な内容も生成することができます。
例えば、
これから以下の#キーワード についてのSEOに強い記事の執筆を行います。
と文頭に置くことで、SEOライティングを行うこともできます。
このように、深津式プロンプトは、
自分の好みや目的に合わせてカスタマイズすることができるのです。
深津式プロンプトは、ChatGPTの可能性を広げるための有効なツールです!
ぜひ試してみてくださいね!
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